B-01 河中の石
2025年05月発行 / 会場頒価¥800
概要
景色が見える、空気まで感じる。文仙の日々と恋に浸る短編小説集。流転の世を生きる二人をイメージしたタイトル。
仕様
- サイズ:文庫判(105×148mm)
- ページ数:124ページ
- 装丁:オフセット単色刷り+箔押しカバー
あらすじ
「お前のことが好きだ。ずっと前から,言わないまま離れ離れになるのは耐えられなかった。だから——」
「俺も、仙蔵のことを想っている。ただ、今はこれで精一杯なんだ。……許してくれないか」
仙蔵に想いを告げられた文次郎は、答えを探すために旅に出ようと決心する。しかし、それは二人の問題なのだからと仙蔵も同行することに。執着、信頼、恋慕、好色——。渦巻く互いの想いに二人が下した結論とは。旅と約束にまつわる「河中の石」ほか、真夏の畦道で永遠の眼差しを交わす「七秒」、冬の早朝、仙蔵の恋慕の自覚を描いた「赤光」など情景輝く全12篇を収録。
目次
- 黎明
- 夜はこれから
- 七秒
- 種
- ホワイトキューブ
- 水切りの行方
- 盃
- 甘さより硝煙を
- 赤光
- 漣
- 野焼き
- 河中の石